2026/07/24 08:00

家庭科2だった私が、お財布を作るまで②

「できればミシンなんて触りたくない。」

家庭科2の私にとって、ミシンはできれば近寄りたくない存在というより、

当時はミシンは、全く眼中にありませんでした。


おばあちゃまのためのコインケースをどうやって作ればいいのか…。

いくら考えても答えが見つかりません。

そんな中、ふと

「がま口タイプなら、おばあちゃまにも使いやすいかも?」

と思いつきました。

そしてようやく、

「布で作るのが一般的なのかな?」

というところまでたどり着きます。


でも、そこから先が全くわかりません。

小銭がぐちゃぐちゃに入っているから、おばあちゃまが困ってしまう。

だったら、小銭はちゃんと分けないといけない。

仕分けができなければ、このコインケースを作る意味がないよね?


布を使うことまでは考えつきました。

でも、針と糸で縫うなんて全く思いつかない。

しかも、どうやって仕切りを作ればいいの?


そこで最初に思いついたのが、

布を切って、接着剤で貼り付けること。

「これならいけるかも!」

なんて思いながら、仕切りになるよう細長い布を貼ってみました。


……でも。

30分もしないうちに、接着剤はペロッと剥がれてしまいました。

「あー、やっぱり無理か。」

今思えば、がま口サイズに布を切って、細長い布を貼り付けただけ。

まるで小学校低学年の工作みたいなものですから、壊れてしまうのも当然ですよね(笑)


それでも、どうしてもわからないんです。

どうしたら、仕分けができるコインケースになるのか…。

もし学生時代、家庭科の授業をちゃんと聞いていて、縫製の基本を知っていたら…。

もしかしたら、もっと簡単に思いついていたのかもしれませんが…(;^_^A


本当に困り果てていた頃、たまたま洋裁の先生の先生に出会いました。

「どうしたら作れるでしょうか?」

そう相談してみたのですが…


先生もずっと首をかしげています。

「えっ?先生も分からないの?」

こんなに一生懸命説明しているのに…。

「先生、本当に洋裁の先生ですか?」

なんて、内心ほんの少しだけ思ってしまいました(笑)


……でも、今なら分かります。

困らせていたのは先生ではなく、私でした。

私自身が、

「小銭を仕分けしたい!」

という気持ちだけで、肝心の形が頭の中で全くまとまっていなかったんです。


先生、本当にごめんなさい(笑)


そして次回。

いよいよ、私が一番避けたかったミシンが登場します。